せんせいたちの本音の話「あすなろこども園ってこんな園」

あすなろこども園ってどんなところ?仕事や職場の雰囲気ついて3人の保育教諭に自由におしゃべりしてもらいました。

金子 未由来 先生

育休後に、他園からあすなろこども園へ。0歳児クラスの担任で、プライベートでは1児のママ

田代 沙織 先生

あすなろこども園歴13年。「支援センターはぁと」を担当している、明るく頼れるベテラン先生

髙沢 優華 先生

保育士歴3年目。「あの先生みたいになりたい」と思ってもらえる先生を目指して、日々奮闘中

みんなは、どうしてあすなろこども園を選んだの?

高沢 初めて園に来たときに、先生方が子ども目線で話している姿がとても印象的でした。子ども一人ひとりを大切にしているって感じて「私もここの先生になりたい!」って強く思ったんです。

金子 私は、ここでボランティアをしていた従兄弟から、すごく素敵な園だって聞いていたんです。見学に来たら、園舎もきれいだし職員の方も優しくて。当時、すぐに転職先を決める必要があったのですが、そんな事情も考慮して選考を早めてくださって。働く人に対しても優しさを感じました。

田代 私は、以前は公立にいたから最初は慣れなくて大変だった。でも、園長先生も先輩先生もいろんな悩みにきちんと答えてくれるから、「ここなら絶対に大丈夫」って思えたの。

金子 あすなろこども園は園長先生との距離が近いですよね。いつも「大丈夫?何かある?」って気にかけてくれるし、いつも親身になって話を聞いてくれます。

高沢 園長先生も先生方もみんな優しい!就職する前のイメージ通り。最初は不安だったけど、わからないところはすぐに先輩に聞いて、教えてもらっています。声かけひとつでも、年齢によっても子どもによっても違うから、「どうしたら子どもたちが答えてくれるかな」って、先輩のまねをしながら勉強しています。

先生同士で話すことは多い?

高沢 同じクラスの先生とはたくさん話しています。行事とか決めごととか、プライベートのことも。他のクラスの先生とは、その日にあった出来事とか、おもしろかった話や感動した話をして盛り上がっています。

金子 私は0歳児の担任なので、子どものちょっとした変化をクラスの先生たちと情報共有しています。新人なので、他のクラスの先生や先輩には、いつも笑顔で話しかけるように心がけています。

高沢 私も同じ。子どもにも保護者の方にも笑顔を心がけています。自分が笑顔でいると、まわりの人も話しやすくなると思うから。

田代 笑顔で話されたら、自分も笑顔になるものね。

みんなが思う、あすなろこども園のいいところってどんなところ?

高沢 すべての行事にしっかりとした目的があって、子どもたちのことを考えた計画を立てているところ!他園の友人からは羨ましがられます。子どもたちが「楽しかった」って言ってくれるから「次も楽しんでもらえるようにがんばろう」って元気をもらっています。

田代 鮎のつかみどりをしたり、電車に乗って上野動物園に行ったり、いろんな経験をさせてくれる園だよね。先生たちもそれを一緒に楽しんじゃってる。

高沢 確かに(笑)。遠足で行った「チームラボ」は楽しかった!

田代 あと、アットホーム!園長先生もそうだし、どの先生も子ども一人ひとりをわかっていて、他のクラスでも名前を知っているよね。

高沢 家族みたいな園ですよね。先生たちが子どもにちゃんと向き合って愛情を持って接していて。だから信頼関係ができていて、子どもたちが安心して甘えられるのがすごくいいなって思っています。

みんなが働く上で情熱を注いでいることって何?

金子 情熱と言えるかはわからないけど、クラスの子が興味を持って楽しめることをいつも探しています。この前、色水遊びをしてみたら、全員がすごく集中して見てくれて。あそび方も反応も子どもによって違うから、いろんなあそびの情報を仕入れて、活動に取り入れています。

高沢 情熱は難しいけど…心がけているのは、やっぱり笑顔です。あとは、言葉だけじゃなくて、身体で表現すること。小さなことでも、何かできたらたくさん褒めて、ハイタッチ!

金子 0歳児の子どもたちには言葉がまだ伝わらないので、楽しい時はニコニコ。不思議なことが起きたら驚いた顔。新しいことができた時は、みんなでパチパチ!褒めて共感して思いっきり抱きしめて、言葉だけじゃなくて、子どもたちが感じていることを私たちが表情で示すように心がけています。

田代 私も表情や雰囲気は大事にしているところ。今年は自粛期間もあったので、支援センターのお母さんたちも元気がなくて。だから、落ち込んでいても、とりあえずここに来ておしゃべりして楽しんでもらえるように、「来て良かった」って思える環境づくりを大事にしています。

先生たちは、これからどんな園にしていきたいですか?

高沢 私は、小さい頃に大好きだった先生がいて「その先生みたいになりたい」と思って保育士を目指したんです。だから、私が担任した子どもたちが大きくなっても「あの頃、楽しかったな」「この園でよかったな」って印象に残る園になればいいな。今もそうだけど、これからもそうあってほしいなって思います。

田代 明るくて楽しい雰囲気はこのまま継続していきたいよね。この園から、強くて優しい子どもたちがたくさん巣立っていくことを願っています。

―保育観は3人それぞれですが、根底にあるのは「3つの心を育てる」という保育方針。その先のことは各職員の裁量に任されています。園長からの指導は、「何のためにやるのか?」「それが本当に子どものためになるのか?」を常に考えること。厳しいようですが、子どもたちの成長を真剣に願うからこそ生まれる問いです。

あすなろこども園では、保育教諭たちは自分で積極的に動かなければいけません。最初は大変ですが、そんな気持ちを持って働く人をサポートする環境は、どこよりもしっかりと整っています。子どもたちのことを一番に考える、優しい仲間たちが待っています!